北九州で、なにか新しいことを始めたい
若い人達へ
私たち北九州家守舎のメンバーは1966年から1976年に生まれた世代です。私たちが魚町で遊んだ中学・高校生時代は、ちょうど1980年から1995年頃。魅力的なブティックやショップ、カフェ、本屋などがたくさんあり、一日歩いて楽しめる町が小倉魚町でした。私たちにとっては魚町が「まち」であり、「まち」と言えば魚町でした。そこはまぎれもなく、ワクワクする楽しい場所でした。
ところが今、魚町はそのような、歩いて楽しい「まち」としての魅力を失いつつあるように見えます。それは「まち」が本来持っているべき、若くて新しい才能や人材を受け入れる寛容さを、魚町が失いかけているからではないでしょうか。私たち北九州家守舎は、その寛容さをまちに取り戻す仕事に取り組んでいます。 私たち北九州家守舎は、不動産仲介会社ではありません。不動産管理会社でもありません。私たちは、自分たちが思うようにまちを楽しく使える仕組みをつくり、まちを変えていくための専門職能集団です。
ファッションのセレクトショップを始めたい人、ブティックを始めたい人、カフェを始めたい人。デザイン事務所を構えたい人、手芸の工房スペースが欲しい人、大きな絵を描くことができる天井の高いアトリエが欲しい人。英語の託児所をやってみたい人、マッサージ店をオープンさせたい人、アロマセラピーのサロンを持ちたい人、韓国語教室を開くスペースを探している人。
私たちは物販や飲食に限らず、ありとあらゆる事業・サービスや活動の総合体がまちであり、その多様性の高密度な集積こそが、まちのエリアの価値を高めると考えています。 みなさんが始めたい何かを、この魚町で始めませんか。
私たちは、人を惹きつける魅力を持ったみなさんの事業やサービス、活動の支援とお手伝いをするのが仕事です。そして市民の活動と不動産オーナーを繋ぐ仕組みづくりによって、魚町を将来にわたって歩いて楽しいまちにしたいと考えています。
株式会社である北九州家守舎は、そのような使命を持った完全民間型のまちづくり会社なのです。
さぁ、みんなでまちに出よう。
北九州家守舎 代表取締役 嶋田洋平